腰から下を覆うようにして着用する衣装となります。
男性の礼装としてお召しいただけます。
袴には一般的に「馬乗り袴」と「行灯袴(あんどんばかま)」の2種類があります。
馬乗り袴はその名の通り、馬を乗るときに着用されていた袴で、中が二股に分かれており、
立ったり座ったりする時など歩きやすい袴となっています。
行灯袴は、筒状となっている袴ですので、お手洗いなど行きやすい袴となっています。
花ごよみではどちらの袴もご用意がございますので、お客様のお好みでお選びいただけます。
袴の生地は「仙台平(せんだいひら)」と呼ばれる柄が最も格が高いとされています。お洋服でいう
縦ストライプの柄になります。
花ごよみでは
などでお召し頂くお客様が多くいらっしゃいます。
紋をつけると女性でいう「色無地」「訪問着」などと同格となります。
なかなかお召し頂く機会はないかもしれませんが、男性の袴姿はとても凛々しく男性らしさを
際立たせるものとなっております。
男性用の袴の他にも、女性用・卒園式の女児用の袴もございます。
女性の袴は全て筒状の袴となっております。
着物と羽織がセットになっている男性用のお着物になります。
街着として着用いただけるカジュアルなお着物となっております。
など幅広くご利用いただけます。
羽織を着用せず「着流し」といった着物だけのスタイルだけでもご利用いただけます。
未婚女性にお召し頂く格の高いお着物となっております。
振袖には「本振袖」「中振袖」「小振袖」の3種類があり、袖の長さで種類が分けられます。
本振袖は未婚女性のお召し頂くお着物の中で第一礼装とされています。
などでお召し頂くお客様が多くいらっしゃいます。
中振袖や小振袖は卒業式の袴と合わせてお召し頂くお客様が多くいらっしゃいます。
絵羽づけと呼ばれる一つの模様が着物の縫い目で途切れることなく、続けて模様になるように
入れられた模様のお振袖や、小紋柄と呼ばれる着物全体に同じ模様が繰り返し描かれていて同じ方向に柄が続いているお振袖のご用意もございます。
お客様のお好みでお選びいただけます。
お着物の種類をご紹介させていただきます。お客様のお召し頂く季節によって、お着物の種類選ぶご参考になれば幸いです。
「ひとえ」と呼び、裏地のつかないお着物となっております。
一般的に6月、9月にお選びいただくお着物です。
夏にお召しいただける生地の薄いお着物となっております。
一般的に7、8月の盛夏を中心にお選びいただくお着物です。
「あわせ」と呼び、裏地の付いているお着物となります。
一般的に10月~5月を中心にお選びいただくお着物です。
未婚、既婚を問わず着れるフォーマルなお着物です。
訪問着は上から下まで柄が続いているので、とても華やかな印象を与えます。
花ごよみでは
などでお召し頂くお客様が多くいらっしゃいます。
黒留袖は既婚者が着用しますが、色留袖は既婚者も未婚者も着用することができます。
色や柄が豊富なため、幅広い年齢層の方にお召しいただけます。
色留袖は訪問着とは異なり、上半身には模様が入っていません。
色留袖は訪問着より格が一つ上となり、格式が高いお着物となります。紋の数によって格式も更に変わってきます。
五つ紋→黒留袖と同格の第一礼装
三つ紋・一つ紋→略礼装
となっています。
花ごよみではお客様の「家紋」をお選びいただけるよう貼り紋を販売しております。(※事前にご予約が必要です。)
などでお召しいただけます。
色無地とは生地全体(黒以外)を一色に染めて仕立てた式服で、
紋を3つ以上いれれば訪問着より格が高いお着物となります。
一般的には1つ紋を入れることが多く、紋を入れて略礼服として着ることも可能です。
※花ごよみではお客様の「家紋」をお選びいただけるよう貼り紋を販売しております。
吉事には袋帯を使用し、黒の名古屋帯を使用すると弔事にも着用できます。
通常、色無地は華やかな色のお着物を吉事に着用し、
地紋のない暗く沈んだお着物は弔事に用いられます。
などでお召しいただけます。
普段着る機会はなかなかありません。
既婚女性の礼装としては格が高いものとなります。
衿や裾などに白い糸で縫われています。これは「ぐし縫い」といい、現代では格の高い着物に付けられていて、格の高さを表すものとされています。
一般的に黒留袖は結婚式での新郎新婦の母や祖母、姉妹、伯母(叔母)といった親族や、
仲人の立場で着ることが多いです。
結婚式以外でも、結納式などで新郎新婦の母親が着ることも可能です。
また、現在ではあまり見られませんが「お宮参り」で赤ちゃんの祖母が着ることもできます。
なかなか着る機会の少ない黒留袖ですが、既婚女性にとって格式の高いお着物。
機会があれば是非一度お召しになってみてください(^^)
こちらの着物は
などのシチュエーションでお召しいただけます。
普段着としてお召しいただけるカジュアルなお着物です。
様々な模様を一方方向に繰り返し型染した着物の種類を「小紋」と呼びます。
小さな模様の繰り返し型染の為、小紋と思われやすいのですが、模様の大小にかかわらず繰り返し型染の場合は「小紋」となります。
上下の方向は関係なく、同じ模様が繰り返して入っているため、フォーマル着ではなく、カジュアル着として着用します。
華やかなものから、カジュアルなものまで、小紋の種類はとても幅広く豊富にございます。
帯は名古屋帯や浴衣でも使う半幅帯が一般的。
小物は特に決まりがなく自由に選ぶことができます。
花ごよみではこの小紋を
などでご利用されるお客様が多くいらっしゃいます。